スマホを買ってはいいが、まだデフォルトのままだとほとんど使えません。ひと通り準備をしましょう。
これから行う設定の一覧です。
不要な項目はチェックを外してください。
まず最初に、この作業から始めます。これはスマホの世界での「身分証明書」で、これがないとアプリのダウンロードなどができません。
大文字や記号を混ぜるのは難しいので、「好きな言葉を3つ」組み合わせるのがおすすめです。例えば「季節、場所、好きな動物」をテーマに `haru_kamakura_shiba` のように。これなら覚えやすく、他人には分かりにくい安全なパスワードになります。決めたアドレスとパスワードは、必ずノートに書き留めましょう。
まず最初に、この作業から始めます。これはスマホの世界での「身分証明書」で、これがないとアプリのダウンロードなどができません。
大文字や記号を混ぜるのは難しいので、「好きな言葉を3つ」組み合わせるのがおすすめです。例えば「季節、場所、好きな動物」をテーマに `haru_kamakura_shiba` のように。これなら覚えやすく、他人には分かりにくい安全なパスワードになります。決めたアドレスとパスワードは、必ずノートに書き留めましょう。
iPhoneの全てのサービスを使うための「マスターキー」です。
パスワードはGmailと同じでも構いませんが、安全のため「好きな言葉3つ」方式がおすすめです。Apple IDのパスワードも、必ずノートに書き留めましょう。
Androidスマホの全ての機能を使うための鍵です。
スマホの初期設定中にGoogleアカウントへのログインを求められます。その際に、先ほど作成したGmailアドレスとパスワードを入力してサインインします。
家族や友人とのコミュニケーションに欠かせない、メッセージアプリの準備をします。
「LINEは今の時代の電話帳みたいなものだよ。これがあれば、写真やメッセージを簡単に送れるから、みんなとすぐにつながれるね」。
家族や友人とのコミュニケーションに欠かせない、メッセージアプリの準備をします。
「LINEは今の時代の電話帳みたいなものだよ。これがあれば、写真やメッセージを簡単に送れるから、みんなとすぐにつながれるね」。
サイト毎に違うパスワードを安全に記憶してくれます。ノートに書く必要がなくなり、より安全になります。
「設定」>「パスワード」を開き、「パスワードオプション」をタップします。「パスワードを自動入力」がオンになっていることを確認します。これで、サイトにログインする際にiPhoneがパスワード入力を手伝ってくれます。
「これはiPhoneの中にある、安全な『鍵束』だよ。パスワードをiPhoneが覚えてくれるから、もうノートに書かなくていいんだ。あなたの顔や指がないと開けられないから、誰にも見られなくて安心だよ」。
サイト毎に違うパスワードを安全に記憶してくれます。ノートに書く必要がなくなり、より安全になります。
通常、Googleアカウントにログインすると自動でオンになります。「設定」>「パスワード&アカウント」>「Google」で「パスワードを自動入力する」がオンになっているか確認できます。
「これはGoogleの金庫みたいなもので、パスワードを安全に保管してくれるんだ。これからはスマホが代わりに覚えてくれるから、ノートに書く必要がなくなるよ」。
紛失時に個人情報を守るための最も重要な鍵です。Face IDなら、見るだけで開くので簡単です。
「誕生日」や「電話番号」は避けましょう。代わりに「結婚記念日」や「お子さんの誕生日」など、あなただけが知っている大切な日付を使うと、忘れにくくて安全です。決めた番号はノートに控えておきましょう。
紛失時に個人情報を守るための最も重要な鍵です。顔認証や指紋認証なら、見る・触れるだけで開くので簡単です。
「誕生日」や「電話番号」は避けましょう。代わりに「結婚記念日」や「お子さんの誕生日」など、あなただけが知っている大切な日付を使うと、忘れにくくて安全です。決めた番号はノートに控えておきましょう。
誤操作による「うっかり課金」を防ぐ安全装置です。
小さな文字を読むストレスをなくし、快適な操作をサポートします。
「設定」>「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」から、「文字を太くする」をオンにし、「さらに大きな文字」でご本人にとって一番読みやすいサイズに調整します。
小さな文字を読むストレスをなくし、快適な操作をサポートします。
「設定」>「ディスプレイ」>「表示サイズとテキスト」を開き、「フォントサイズ」と「表示サイズ」のスライダーを動かして、ご本人にとって一番読みやすいサイズに調整します。
操作に迷っている間に画面が消えてしまい、やる気を削がれるのを防ぎます。
「設定」>「画面表示と明るさ」>「自動ロック」をタップし、初期設定の30秒から「3分」や「5分」など、長めの時間に変更します。
操作に迷っている間に画面が消えてしまい、やる気を削がれるのを防ぎます。
「設定」>「ディスプレイ」>「画面消灯」をタップし、初期設定の時間から「2分」や「5分」など、長めの時間に変更します。
使うアプリだけを厳選して並べ、迷いのないシンプルな作業台を作ります。
万が一の時、ロック画面からでも救急隊員などが医療情報や家族の連絡先を確認できる「お守り」です。
標準搭載の「ヘルスケア」アプリを開き、右上のプロフィール写真をタップします。「メディカルID」を選択し、「編集」をタップして、持病やアレルギー、緊急連絡先を登録します。
万が一の時、ロック画面からでも救急隊員などが医療情報や家族の連絡先を確認できる「お守り」です。
「設定」>「安全性と緊急情報」を開きます。「医療に関する情報」と「緊急連絡先」に、ご本人の情報と家族の連絡先を登録します。
お互いの居場所がわかり、「無事に着いたかな?」という心配を安心に変える機能です。ご本人が希望する場合のみ設定しましょう。
「まずはお母さんの場所を私に教えてくれるように設定するね。その後、私のスマホからも設定をすると、お互いの場所が見えるようになるんだよ」と、段階的に説明し、同意を得ながら進めましょう。
お互いの居場所がわかり、「無事に着いたかな?」という心配を安心に変える機能です。ご本人が希望する場合のみ設定しましょう。
「まずはお母さんの場所を私に教えてくれるように設定するね。その後、私のスマホからも設定をすると、お互いの場所が見えるようになるんだよ」と、段階的に説明し、同意を得ながら進めましょう。
外出先で道に迷っても、ワンタップで目的地への道順を表示できます。「自宅」のほかに、よく行く「病院」や「スーパー」も登録すると格段に使いやすくなります。
外出先で道に迷っても、ワンタップで目的地への道順を表示できます。「自宅」のほかに、よく行く「病院」や「スーパー」も登録すると格段に使いやすくなります。
地震や豪雨など、いざという時のための「お守り」アプリです。自宅の場所を登録しておくことで、その地域の災害情報をいち早く受け取れます。
「これはテレビよりも早く危険を知らせてくれる、大事なアプリだよ。お母さんの家と、私の家の両方を登録しておけば、お互いに安心だね」と伝えながら設定しましょう。
地震や豪雨など、いざという時のための「お守り」アプリです。自宅の場所を登録しておくことで、その地域の災害情報をいち早く受け取れます。
「これはテレビよりも早く危険を知らせてくれる、大事なアプリだよ。お母さんの家と、私の家の両方を登録しておけば、お互いに安心だね」と伝えながら設定しましょう。
財布からカードを出さずに、スマホをかざすだけで改札を通れるようになります。
カードの読み取り中は、スマホを動かさないのが成功のコツです。「平らな机にカードを置いて、その上にiPhoneをそっと乗せて、終わるまで触らないようにしようね」と声をかけてあげましょう。取り込みが終わると、元のカードは使えなくなります。
スマホ一つで改札を通過したり、買い物をしたりできるようにします。
Androidでは、プラスチックカードの残高取り込みは現在できません。新規発行になることを伝え、カードにある残高は駅で使い切るか払い戻すよう伝えましょう。
お米や水など、重たい買い物も玄関まで届けてもらえます。日々の生活がとても楽になります。
「これがあれば、ティッシュみたいなかさばる物も家まで運んでもらえるから、買い物がすごく楽になるよ。支払いは、慣れるまで『代金引換』を選ぶと、商品が届いた時にお金を払えるから安心だね」。
お米や水など、重たい買い物も玄関まで届けてもらえます。日々の生活がとても楽になります。
「これがあれば、ティッシュみたいなかさばる物も家まで運んでもらえるから、買い物がすごく楽になるよ。支払いは、慣れるまで『代金引換』を選ぶと、商品が届いた時にお金を払えるから安心だね」。
万が一スマホが使えなくなっても、この情報があれば他のデバイスからログインしたり、アカウントを復旧したりできます。一番大事な控えです。
これで、お母様やお祖母様が安心してスマホを始められる準備が整いました。
地図アプリは、どこへ行くにもあなたの道案内となってくれます。
まずは、「今、自分がどこにいるのか」を確認します。これが地図アプリの基本中の基本です。
「この青い点が今のあなたの場所だよ。GPSっていう衛星が、天空から教えてくれるんだ。すごいよね!」と伝えて、まずは驚きを体験させてあげましょう。
行きたい場所をスマホに教えてあげます。住所でなくても、「「〇〇病院」や「コンビニ」などのキーワードでも大丈夫です。
検索欄のマイクアイコンをタップして、「いちばん近いコンビニ」と話しかけると、文字を入力しなくても検索できます。
地図アプリは、あなたにとって歩きやすいルートを探してくれます。阪段の少ない道や、エレベーターのあるルートを優先して教えてくれます。
「このアプリは、お母さんにとって歩きやすい道を選んでくれるの。阪段のない道や、エレベーターのある方を教えてくれるから、安心して使えるよ」
大きな駅では、エレベーターやエスカレーターがどこにあるか分からないことがあります。地図アプリは駅の中まで詳しく教えてくれます。
大きな駅では、同じ駅でも複数の出口があります。目的地に一番近い出口を事前に確認しておきましょう。
地図アプリだけでなく、「乗り換え案内」専用アプリも併用すると、より確実で安心な移動ができます。
「乗り換えアプリは、電車のプロだよ。何番線に乗って、どこで降りて、何番ホームから乗るのか、全部教えてくれるの。迷うことがなくなるよ」
病院、スーパー、銀行など、よく行く場所を「お気に入り」に登録しておくと、毎回住所を入力する手間が省けます。
スマホの写真機能を使いこなせば、家族とのつながりがもっと豊かになります。
スマホの容量がいっぱいになる理由と、解決方法を理解しましょう。まずは「なぜ」から知ることが大切です。
「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で、今どのくらい容量を使っているか確認できます。Androidの場合は「設定」>「ストレージ」で確認できます。
Google Photosは、写真をグーグルのクラウドに自動でバックアップしてくれるサービスです。スマホの容量を気にせず、たくさんの写真を保存できます。
「これはグーグルが用意してくれた、写真用の大きな金庫だよ。スマホが壊れても、写真は安全に保管されているから安心だね。しかも無料で使えるんだよ」
お子さんやお孫さんが、写真を撮ると自動でお母さんのスマホに表示される仕組みを作ります。これはお子さん側が設定します。
「このアルバムに孫の写真を入れると、お母さんのスマホにも自動で表示されるようになるんだ。特別な操作は一切不要で、写真を撮ったら、同じ日にアルバムに追加しておくだけでいいんだよ」
お子さんが作成した共有アルバムに参加して、新しい写真を自動で受け取れるようにします。
アルバム設定で「新しい写真の通知」をオンにすると、孫の写真が追加されたときにすぐに気づけます。
スマホの容量を節約するために、もう見ない写真や重複した写真を整理しましょう。Google Photosは、似た写真を自動で見つけてくれます。
大切な写真を間違って削除しないよう、最初は少しずつ整理して、慰れてきたら大量整理しましょう。
スマホの中の大切な写真を、紙の写真として手元に残しましょう。スマホから簡単に注文できます。
コンビニプリントも便利です。セブンイレブンやファミリーマートのマルチコピー機で、スマホから直接印刷できます。即座仕上がりで、安く便利です。
スマホは、いざという時にあなたの命を守ってくれる最強のお守りになります。
意識を失いそうな時や、危険な状況に遥遇した時、スマホが自動で救急車を呼んでくれます。その場にいる人が操作できなくても、スマホが代わりに通報してくれます。
「これは、お母さんが大変な時に、私たちが駆けつけられるようにするための機能だよ。一人でいる時でも、スマホが代わりに救急車を呼んでくれるから、とても安心だね」
意識不明で病院に運ばれた時、救急隈員や医師がロックされたスマホからでもあなたの重要な医療情報を確認できます。
道に迷った時や、家族が心配した時、お互いの居場所がすぐに分かるようにします。緊急時には、这速な発見につながります。
「これで、お母さんがどこにいるかいつでも分かるようになるの。万が一の時、すぐに駆けつけられるから安心だね。お互いの安心のためだよ」
地震、津波、豪雨などの災害情報を、テレビよりも早くスマホで受け取れるようにします。命を守るための重要な情報源です。
緊急時に、慌てたり動揺したりしていても、簡単に家族や医療機関に連絡できるようにします。
緊急時は慌てしまうので、事前に家族への電話のかけ方を練習しておきましょう。「電話アプリを開いて、お気に入りの家族の名前をタップするだけ」という簡単な操作です。
これまでの設定がすべて正しく動作しているか、最終確認をします。また、家族間での連携方法も確認しましょう。
「これでスマホがお母さんの命を守ってくれるようになりました。でも一番大切なのは、私たち家族がお母さんのことをいつも気にかけていること。定期的に連絡を取り合い、お互いの存在を確認し合いましょう」